事業案内

現在の森林資源は、人工林を中心に本格的な利用が可能な段階に入りつつあるものの、国内の森林・林業は、林業産出額や林業所得の減少、森林所有者の経営意欲の低迷、国産材の流通構造の改革の遅れなどにより、依然として厳しい状況に置かれております。このような中、当森林組合では、森林・林業の再生に向けて、施業の集約化や路網の整備、人材育成を軸として、森林の整備・保全を図りつつ、効率的かつ安定的な林業経営の育成に繋がるよう日々研鑚しております。

その中でも路網と高性能林業機械を組み合わせた作業システムを実施しており、特に作業の重要性のある林内路網の整備は、造林・保育・素材生産等の施業を効率的に行うための開設であり、林業の最も重要な生産基盤です。また、高性能林業機械の活用等により林業の生産性を向上させていくために、その作業現場に適合する高性能林業機械や作業システムを考えてコスト削減に取り組んでいます。

今後も森林経営計画に基づき、各種事業の推進を図っていくために必要な森林の管理強化を実施し、GIS(森林地図システム)・GPSによる管内森林のデータや航空写真等を取り入れ組合員への情報提供に努めております。